これまでの発信への想いと、みなさまへのお願いについて

これまでの約10年間を振り返って、発信を続けてきたことに対する想いと、これからも続けていくためにみなさまにお願いしたいこと。
松岡宗嗣 2026.01.21
誰でも

こんにちは、松岡宗嗣です。

読者登録をしてくださっているみなさん、そしてサポートメンバーとして支えてくださっているみなさん、本当にありがとうございます。

私は大学在学中の2014年から、性的マイノリティをめぐる情報発信を続けてきました。約10年前の当時、「LGBT」という言葉は少しずつ知られはじめてはいたものの、マスメディアで取り上げられる記事は週に1本あるかどうか、という状況でした。

まずは自分自身で社会の現状を把握しようと、性的マイノリティに関する記事が出ればTwitterで投稿し紹介する、ということを始めました。これは10年経った今でも続けています。

マスメディアでは十分に扱われていない性的マイノリティをめぐる社会状況を、もう少しまとまった形で伝えたいと考えるようになり、ブログでの発信を始めました。その後、HuffPostでブログ記事を寄稿する機会をいただき、少しずつライターとしての活動を本格化させていきました。これまでに、Yahoo!ニュース、GQ、Forbes、現代ビジネス、文春オンラインなど、さまざまな媒体で記事を書いてきました。

特に強く印象に残っているのは、2022年に神道政治連盟国会議員懇談会で「同性愛は精神障害で依存症」といった差別的な記述のある冊子が配布された問題を報じた記事です。この件は非常に多くの人に読まれ、反響を呼びました。また、翌2023年には、LGBT理解増進法をめぐる制定の経緯を追い、その問題点について発信してきました。

かつては週に数本程度だったLGBTQ+関連のメディアの報道も、現在では連日数多く目にするようになりました。一見すると社会的関心が高まったようにも見えますが、一方で、ニュースの背景や文脈が十分に説明されないまま、ただ消費されてしまうケースも少なくありません。だからこそ、背景を解説し、論点を整理し、立ち止まって考えるための記録は、今も必要とされていると感じています。

ただ、WEBメディアへの寄稿は単価が高いとは言えず、情報発信だけで生計を立てることは簡単ではありません。これまでの情報発信の活動も、多くの部分で持ち出しをしながら続けてきました。

また、近年はメディア環境も大きく変わり、テキストの記事だけでなく、動画による発信の重要性も高まっています。私も、InstagramやTikTok、YouTubeなどで動画の発信をはじめましたが、動画はテキスト以上に時間やコストがかかる面もあり、何に力を注ぐべきか、常に選択と集中が求められており日々模索しています。そんな中でも、やはり複雑な背景や社会構造を丁寧に整理し、情報を伝えていくという点で、テキストの重要性は依然として大きいと感じています。

サポートメンバー登録のお願い

こうした情報発信をこれからも継続していくために、みなさんにお願いです。

ぜひサポートメンバーとしてご支援をいただけますと幸いです。今後は、無料で登録してくださっている読者向けの記事に加えて、サポートメンバー限定の記事も定期的に書いていく予定です。サポートの金額は自由に設定していただけますし、いつでも変更や解約が可能です。

トランスジェンダーに対するバッシングが強まり、性的マイノリティに限らず、社会の周縁に置かれやすい人々の権利保障に対する揺り戻しが国内外で強まっています。歴史を見れば、多様性の尊重や、周縁化された人々の声をすくい上げ、社会をより公正なものへと近づけていく動きは不可逆的であり、時間をかけて着実に積み重ねられてきたとも言えるでしょう。しかし、その変化は、ただ待っていれば自動的に進むものではありません。厳しい状況に直面しているいまだからこそ、地道な記録と発信を積み重ねていくことの重要性を、あらためて強く感じています。

この場所を「考え続けるための場」として、ぜひご支援をいただけますと幸いです。よろしくお願いいたします。

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